No.169

2015.03
三津子の俳句つうしん







黄水仙海の機嫌はどうですか  


海がご機嫌上々のときは程よく波があり、海面がキラキラ光りを反射。海が淋しいときは

波が毛羽立ち潮目が消える。海が怒っているときは波濤轟きわたる。


















♪ないしょばなし♪














れもんれもん恋するときの血がながれ


ふたりの間には、甘酸っぱさがありながら、なぜか関係が進展せず、長期保存の塩漬けの沢庵状態。

いわゆる“塩レモン男子”が大量発生しているとか。春先の蚊の発生じゃあるまいし、れもんの面目躍如、シャキッとしなはれ。










吹雪く夜や明日は俳誌のとどくなり


一晩中、吹雪いている白魔の執拗さに辟易しながらも、朝を迎えれば、明るくなれば、俳句雑誌がとどく嬉しさよ。

俳句に染まって40年、いまだに本の届く日は、わくわくどきどきです。いいなあ、こんな気持ち。









        
誰もみな冬抱きしめて生きている


100日間の冬から卒業した気分の昨日今日。ところが今日、11日、雪が堂々と積もる。チッ。冬景色は好きだが、寒さに伴うヘルニアの激痛には耐えきれず。

春を待ち焦がれる、№ワンは私が群を抜いているだろう。















しあわせ度ぐんぐんあがる桃の花  


少女時代は、桃子という名前をつけてくれなかった両親を恨んでみたりホホホ。

中華料理店では、いの一番に桃饅頭を注文したり。


















たわいなく笑い合ってるつくしんぼ 




E7系越えてゆきたい春の海    




パーティの好きな巡査や犬ふぐり




春雨をながめる部屋がないのです  




さよならと名残り雪の声がする