No.159

2014.05
三津子の俳句つうしん







朴の花顔にちからの湧きにけり  
 

私は日赤に入院中、4階から眺めた白くて大きな花びらの厚さを忘れることはできない。

ショボっていた眼が顔が花の香気に包まれて見る見るうちに凛凛としてくるのだ。♪


















水面(みなも)に、広がる波紋には安らぎが・・・
      














讃岐よりキウイキウイの響きあり


小さな果実の中にギュッと詰まった何とも言えない甘さ&酸っぱさ。霜の降りる11月15日ごろ収穫~ 熟成させて割ってみると、濃い緑

色の果肉が現れる。私宅のキウイは野武士的な風味の、コンパクトボディ。だいぶん前に購入したもので、銘柄は度忘れ。










燕来るかと朝刊のななめ読み


抜群の飛翔技術を持ちながら戦うことが苦手な鳥、その上体も小さい。人間の力を利用してネコやヘビなどの天敵、ムクドリやカラスなどの襲撃を防ぐために、軒下に巣を作る。早く来い来い待ってるよ。

心配で新聞も斜め読み、胃の腑も、斜め斜めにねじ曲がる。









        
小銭たちの会議はじまる泉かな


賽銭を水の中に入れる風習、日本では銭荒い弁天が有名だ。ローマのトレビの泉で始まったものである。

日本の場合はトレビの泉と賽銭の合体版か。 小銭たちの会議とは、ほんわか♪ほんわか、ええ感じですなあ。















夜間飛行きらっと光るや熱帯魚 


暗くなってからのウォーキング~飛行音が、ごーっ、 ナビゲーションライトがキラリッ。


この光が実に美しい。夜のウォーキングも厭わない。


















エビセンの匂いや春の濃くなりぬ  




夏の霧ゴールデンブリッジの車間距離  




忘れられたオクラの花のさびしさよ




ピノキオの鼻つつきいる芽木の雨




君は北斗私はジャガタライモの花